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LOT INFO

La Higuera Organic #2Peru

PE-24-0133

産地
Colasay
La Higuera
精製所
Farm 
生産地
Peru
品種
Bourbon, Catimor, Catuaí
精製方法
Washed
標高
1800-2200m
収穫時期
2024.9月
Nordic Approachのサイトで詳細を見る

Tasting notes

Cupping score: 88 Red apples with milk chocolate, brown sugar, and nuts. Grape and plum candy notes with jammy sweetness. Crisp acidity and caramel finish.

ラ・イゲラ(La Higuera)は、ペルー北部コラサイの小規模農家によるコーヒーブレンドで、Origin Coffee Labと協力して開発されました。2019年からこの地域のコーヒーを買い付けており、毎年クオリティーの向上が見られる高いポテンシャルをもつエリアです。

主にペルー北部のハエンやサン・イグナシオ周辺から、マイクロロットまたは生産者による共同ブレンドのコーヒーを調達しています。通常、農園は1〜3ヘクタールほどの家族経営で、収穫からパルピング(果肉除去)、発酵、乾燥までのすべての工程を農園内で行っています。プレミアム・プログラムに参加している生産者は、マイクロロットの可能性を高めるために、より積極的に生産へ投資する傾向があります。

エクスポーターは、生産者との関係強化のため、品質管理プロトコル、トレーサビリティ(追跡可能性)のプログラム、プレミアム価格の支払いなどに積極的に取り組んでいます。

Nordic Approachのコンセプトは、どの地域でも一貫しています。高品質なマイクロロットを選定し、10〜20袋単位のロットで購入。また、可能な限り同じ地域からの生産者ブレンドも購入するようにしています。このプログラムでは、すべてのコーヒーに対して生産者へ適正なプレミアム価格を支払い、地域への投資を継続することで、安定した供給を確保し、生産者が品質向上に取り組めるようインセンティブを提供することを目的としています。

収穫&精製
農園は家族経営が基本で、収穫の際は家族全員が協力します。
収穫後、コーヒーチェリーは農園内の小規模なミル(処理場)でパルピング(果肉除去)と発酵が行われます。一般的には、小型のパルパー(果肉除去機)と木製またはコンクリート製の発酵タンクを使用しますが、中には袋の中で発酵させる生産者もいます。

このグループには2つの主な処理方法があります。

一晩発酵法

チェリーを朝に収穫し、その場で水に浮かせて過熟果や欠陥豆を取り除く。
翌日の早朝に、機械式のパルパーで果皮と果肉を除去する。

即時パルピング法

収穫後すぐに、機械式パルパーで果皮と果肉を除去する。

どちらの方法も 水を使用しない「ドライ・ファーメンテーション(乾式発酵)」 で行われ、タンクまたは袋の中で 15〜24時間、または48時間 発酵させます。その後、パーチメント(内果皮を残したコーヒー豆)を洗浄し、すすいだ後、乾燥工程に移ります。

乾燥(Drying)
この地域の生産者は、ほとんどのコーヒーを プラスチック製のシート や 地面に設置した小さなポリプロピレン製のテント(シェード付き) で乾燥させます。夜間は適切にカバーをかけて管理します。12人の生産者のうち、乾燥棚(アフリカンベッド)を使用しているのは2人のみ です。
乾燥期間は 12〜25日 で、含水率9〜11% を目標にしています。