Kii Factory & Rung’eto Farmers Cooperative Society
キー・ファクトリー/ルンゲト農業協同組合
キー・ファクトリー(Kii Factory)は、ケニア中部キリニャガ(Kirinyaga, Central Kenya)にあるルンゲト農業協同組合(Rung’eto Cooperative Society)が運営する3つのウェットミル(精製所)のうちの1つです。
Nordic Approach は2016年からルンゲト農業協同組合のコーヒーを継続的に買い付けています。
協同組合では、各ファクトリーで継続的な品質向上に取り組んでいます。洗浄水路や発酵槽にはタイルを施工し、衛生的な環境を保ちやすくしているほか、精製工程で使用した水を再利用する仕組みも整えています。
協同組合に所属する農家は、Mount Kenyaの山麓でコーヒーを栽培しています。この地域は、力強い果実味と複雑さを持つ、高品質なケニアコーヒーの産地として知られています。
Kii Factoryはフェアトレード認証を取得しています。
収穫と精製(Harvest & Post-Harvest)
選別(Sorting)
収穫されたコーヒーチェリーは、精製を始める前に手作業で選別され、未熟果や過熟果などが取り除かれます。
果肉除去 / グレーディング
選別されたチェリーは、3ディスク式のAgaardeパルパーを使用して果皮と果肉を除去します。
パルピングと同時に密度によって3つのグレードに分けられ、グレード1と2はそれぞれ別々に発酵工程へ進みます。グレード3は低グレードとして分けられます。
発酵
果肉を除去したコーヒーは、屋根のあるコンクリートタンクで18〜36時間、ドライファーメンテーションを行います。
タンクを日差しから守ることで、発酵中の温度が急激に上昇するのを防ぎます。
洗浄/グレーディング
発酵後はウォッシングチャネルで洗浄し、再び密度による選別を行います。その後、必要に応じて清水に一晩浸すソーキングを行います。
乾燥
洗浄を終えたパーチメントは、アフリカンベッドで12〜20日間かけて天日乾燥させます。乾燥期間は天候によって調整され、強い日差しや夜間の湿気、雨などから守るため、必要に応じてシートで覆いながら管理します。
この地域では通常2〜3月頃にコーヒーが開花し、10〜12月頃に収穫期を迎えます。
土壌
この地域には、Nitisol(ニティソル)と呼ばれる、火山性物質を母材とする肥沃な赤土が広がっています。Nitisolは東アフリカの火山性高地などに見られる土壌で、コーヒーをはじめとする農作物の栽培に適した土壌として知られています。