

KE-25-0106
Nordic Approach カップコメント: 87.75 Super juicy with blackberry sweetness and acidity. Delicate and jammy with layered bright red fruit. Long and sweet finish with herbal complexity.
Gichathaini ファクトリー (Gikanda 農協)
Gichatha-iniファクトリーは、ケニア・ニエリ県のKaratina(カラティナ)の町の近く、標高1,700〜1,900メートルに位置するウォッシュステーションです。ここは、Gikanda Farmers Cooperative Society(ギカンダ農協)が運営する3つのファクトリーのうちの1つで、Nordic Approachと2012年からこの農協と取引を続けています。
周辺地域の約800軒の小規模農家がチェリーをGichatha-iniに届けており、主な栽培品種はSL 34(全体の90%)、その他にSL 28、K7、Ruiru 11などもわずかに含まれます。ここでは、パルピング、乾式発酵、洗浄、天日乾燥のプロセスを経てコーヒーが精製されます。
Gichatha-iniファクトリーは、フェアトレード、UTZ、レインフォレスト・アライアンスの認証を取得しています。
Gikanda農協について
中央ケニア・ニエリ地方にあるGikanda農協は、Gichatha-ini、Kangocho、Ndaroiniの3つのファクトリーを運営し、約3000人の農家メンバーが所属しています。
収穫とポストハーベスト
以下の説明は、ケニアのほとんどのウェットミルや農協で一般的なプロセスです。
1つのロットは、複数日にわたるチェリーの納品から構成され、同じロット内でも日によって品質に差が出ることがあります。
発酵タンクや乾燥スペースの容量、天候などに左右されることもありますが、ファクトリー側は柔軟に対応しており、モニタリングがやや緩い場面もあるものの、世界トップクラスのコーヒーを生み出しています。
農家は自分たちの畑でチェリーを収穫・選別し、ファクトリーに搬入します。納品時に前払いを受け取り、残りの代金はコーヒーが売却された後に支払われます。
精製プロセス
選別:農家が未熟果や過熟果を手作業で取り除く
パルピング:3枚ディスク式のAgaardeパルピングマシンを使用して皮と果肉を除去
- 密度に応じて3段階にグレード分け(Grade 1, 2, 3)
- グレード1と2は発酵へ、グレード3は低品質扱い
発酵:18〜36時間、コンクリートタンクで乾式発酵。温度管理のため屋根付き
洗浄・グレーディング:発酵後に洗浄し、ウォッシングチャネルで密度による再選別。一晩清水でソーキングされることも
乾燥:アフリカンベッドで12〜20日間天日乾燥。天候により日数が変わる。日中や夜間はビニールで覆うことで品質を保護
開花期:通常2月〜3月
収穫期:10月〜12月
土壌:主にニティソル(Nitisol)と呼ばれる赤色火山性土壌。
- 火山岩から形成された高地の急斜面に多く分布
- 熱帯土壌の中でも化学的・物理的性質に優れ、農業に理想的
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