この有機ウォッシュドコーヒーは、標高1900〜2100メートルに位置するChelchele村のChelcheleウォッシング／ドライプロセス精製所で生産されました。

ネーミングにあるBildimooはNordic Approach独自のフレーバーカテゴリの１つで、オロミファ語で粘土質の土壌と赤色を意味します。こライチ、シナモン、パイナップル、コーラ、ジンジャーの風味を持つ、ラクティック系の酸味をもつコーヒーを表しています。

Tadesse Desta Business Group による Chelchele 精製所
Chelchele ウォッシング／ドライプロセス精製所は、その名の通りChelchele村にちなんで名付けられており、標高1900〜2100メートルで栽培されたコーヒーを処理しています。精製所自体は標高2000メートルに位置しており、インフラも整っています。14基の標準的な発酵・ウォッシングタンク、130〜150台の乾燥ベッド、90,000リットル容量の貯水タンクが2基設置されています。

この地域の赤褐色の肥沃な土壌では、コーヒーとともに偽バナナ、豆類、アボカドの木などが混植されています。また、敷地内には30メートル × 16メートルの倉庫があり、乾燥後のコーヒーを準備するために使用されています。

この精製所が位置するのは、エチオピア南部諸民族州（SNNPR）・ゲデオゾーンのゲデブ地区。西はケルチャ地区、北西はイルガチェフェ、南東はオロミア州に隣接しています。アディスアベバからは約424km、エチオ・ケニア国際道路からは18kmの距離にあります。隣接するイルガチェフェ地区の名が、このコーヒー地域全体の名前の由来となっています。Chelchele精製所の敷地面積はおよそ2.2ヘクタールです。

収穫と収穫後処理
Chelchele精製所では、ナチュラルとウォッシュド両方のプロセスが行われており、地元の小規模農家が完熟チェリーを持ち込みます。この地域の年間平均気温は15.5〜17.8℃で、年間降水量は約1404mm、季節ごとにほぼ均等に降雨があります。

雨季は2回あり、2月〜5月と7月〜10月です。乾燥ベッドは最大150台まで設置可能です。開花期は2月〜4月、収穫期は10月〜1月にかけて行われます。

Tadesse Desta Business Group について
このロットは、品質重視の輸出業者であるTadesse Desta Business Groupを通じて調達されました。彼らはサプライチェーン全体を管理し、最高品質のコーヒーを調達・処理することに注力しています。また、有機農法の認証およびレインフォレスト・アライアンス（RFA）の認証も取得しています。