このロットは、ゲデブのチェルベサ　ウォッシングステーションで168時間のアナエロビック(嫌気性)発酵で精製されました。

・完熟した赤いチェリーを収穫し、デジタル屈折計（ブリックススケール）を使って糖度を測定。
・その後、不純物を取り除き、フローター（浮く未成熟豆）を選別。
・選別後のチェリーはタンクに入れられ、168時間の嫌気性発酵。
・発酵後、チェリーは日陰の乾燥ベッドに移され、約23日間乾燥。

Chelbesaウォッシングステーション
Chelbesaは、Nordic Approachが取引するエクスポーターの一つ、SNAP Coffeeが所有する、標高2100mに位置したウォッシングステーションです。

Chelbesaはゲデブ最大のコーヒー生産地であり、総面積1240ヘクタールのコーヒー農園が標高1925m〜2110mに広がっています。ウォッシングステーションが農園に近いため、生産者は最長でも40分以内にチェリーを運ぶことができます。

SNAP Coffeeについて
SNAP Coffeeは、Nordic Approachと長い取引があり、2008年にアディスアベバでNegusse D. Weldyesによって設立されました。ゲデオゾーンのChelelektu、Kochere地区に3つのウォッシングステーションを所有し、ウラガ（グジ）やネンセボ（西アルシ）でもウォッシングステーションと協力しています。各ステーションは平均550人の農家と取引しています。

SNAPのミッションは、以下の3つの主要な原則に基づいています。

スペシャルティコーヒーの安定した精製を保証すること。
提携農家に精製や洗浄方法の知識と研修を提供すること。
環境保護のため、廃棄物のリサイクルシステムを導入すること。
社会的貢献
SNAPは小規模農家コミュニティを支援する活動も行っています。事業地域の新設学校に技術機器を提供し、アクセスが困難な農業地域に新しい道路を建設しています。今後の目標として、ウォッシングステーション周辺の農家のために診療所を建設し、医療へのアクセス向上を目指しています。