
BR-24-0037
入港後Nordic Japan カップコメント :85.25 カカオのようなビタネス、レッドグレープ、濃厚なパープルフルーツ、ブラックベリー
このロットは、イタリア系移民のバキアン家が所有するブラジル・ミナスジェライス州のバキアン(Bachião)ファミリーが所有するサンジョアン農園(Fazenda São João)で生産されました。
サンジョアン農園は 100年以上続く家族経営の農園です!
バキアン家はイタリア出身で、19世紀末にブラジルに移住。1914年にヴァルジーニャへ移り住み、将来有望な土地に投資。後にノヴァ・ヘゼンデへ移動し、当時はまだ珍しかったコーヒー栽培を先駆けて始めました。1925年には最初の精製機械を導入し、1938年には土地を拡大し、現在は製造していないものの、ブラジルの伝統的な蒸留酒カシャッサの生産も始めました。
1964年からは現オーナーのオズヴァルド・バキアン氏とその息子が農園を受け継いでいます。
収穫とポストハーベスト
標高が高く山岳地帯にあるにもかかわらず、農園では95%の収穫が機械化されています。機械は熟したチェリーのみを収穫するよう調整されており、未熟な実は後の収穫に回されます。年間を通じて9人の常勤スタッフが働き、収穫期にはさらに15人が加わります。
農園では ”精密農業(Precision Farming)”を実施しており、土壌の性質や肥料の必要性など、区画ごとの違いを分析し、それに応じた管理を行うことで、生産性と品質を最適化しています。
インパクトとパートナーシップ
このコーヒーは、生産者の福祉を重視する エクスポーターSMCを通じて調達されました。SMCは、技術支援や収穫・ポストハーベスト計画のサポート、革新的なプロジェクトの導入、教育的な映像制作などを通して、生産者との透明で強固なパートナーシップを築いています。
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