2026年4月6日 (月) 23:10
Producer: Elias Roa
Region: El Pital, Huila, Colombia
Altitude: 約1,650–1,700 masl
Farm Size: 約57ヘクタール

Finca Tamanaは、コロンビア・ウイラ県のEl PitalとLa Plataの間に位置する山岳地帯にある農園で、Elias Roa氏とその家族によって運営されています。農園面積は約57ヘクタールと、平均2ヘクタールといわれるコロンビアの農園規模と比べても比較的大規模な農園です。
この地域は豊かな生物多様性に恵まれ、多様な野生動物や熱帯の鳥類が生息する自然環境にあります。このような環境は、コーヒー栽培にも良い影響を与えています。
Eliasは、この地域でまだ高品質なスペシャルティコーヒーの生産が一般的ではなかった時代から品質向上に取り組んできました。品質を高めることが長期的に持続可能な生産につながると信じ、栽培や精製の改善に継続的に投資し、地域におけるスペシャルティコーヒー生産の先駆者の一人となりました。
2007年にはノルウェーの焙煎士Tim Wendelboeが農園を訪れ、長期的な品質向上に向けた取り組みがスタートしました。以来、栽培方法の改善や品質管理の強化など、継続的な取り組みが行われています。
現在もEliasは、環境への負荷を減らしながら、コロンビアでも最高レベルのコーヒーを安定して生産できる農園を目指し、持続可能な農業への取り組みを続けています。土壌改善やシェードツリーの導入など、長期的な品質向上と環境への配慮を両立する取り組みが進められています。
「農園を訪れるたびに改善や新しい設備が導入されている」と毎年訪れるTim Wendelboeが語るように、Eliasの情熱と農園への愛情はとどまることなく、現在も進化を続けています。Finca Tamanaは、長期的な視点で品質向上に取り組み続ける、非常に信頼性の高い生産者の一つです。

Timは2007年にエリアスと出会い、その後2011年頃から本格的な協働がスタートしました。品質向上のための取り組みは長年にわたって続いています。
このパートナーシップにより:
などが進められ、農園の品質は大きく向上しました。
また、TimはFinca Tamanaの農園内に自身の農園を取得し、栽培や品質向上の研究を行っています。その知見はFinca Tamanaにもフィードバックされ、継続的な品質向上につながっています。
湿度の高いコロンビアでは、乾燥工程にメカニカルドライヤーを使用することが一般的です。しかし、Finca Tamanaでは高品質なコーヒーを生産するために天日乾燥を重視しています。
現在、農園内には約3箇所のドライイングベッド(乾燥施設)が設置されており、さらに2箇所の新設(写真参照)も進められています。こうした設備投資は、品質向上に対する長期的な取り組みの一環です。

Finca Tamanaでは、長期的な品質向上のために以下のような取り組みが行われています:
また、農園では従業員の生活環境改善にも重点を置き、労働環境や住環境の整備なども進められています。さらに 近隣農家のみでなく、先住民族コミュニティーに対して コーヒー栽培の知識を共有し、持続可能な収入源の確立を支援する取り組みも行われています。
これらの活動は、単なる品質向上にとどまらず、地域全体の持続可能なコーヒー生産の発展にもつながっています。
近年、温暖化や異常気象により、コーヒー栽培がいずれ不可能になると囁かれています。
そこで 未来への挑戦を率先しているプロジェクトが立ち上げました。
Finca Tamanaでは、長期的な品質向上と持続可能な農業を目的として、Tim Wendelboeと共同で土壌改善プロジェクトに取り組んでいます。
このプロジェクトはFinca Tamana単体ではなく、以下の農園と共に進められています:
この取り組みでは、専門家と協力しながら土壌分析を実施し、各農園の土壌状況に合わせた改善プランを策定しています。
主な取り組み:
このプロジェクトの目的は、
土壌の健康を改善し、長期的に品質の高いコーヒーを生産することです。
また、この取り組みは農園の持続可能性の向上だけでなく、
にもつながると期待されています。
Finca Tamanaでは以下の品種が栽培されています:
特にSL28は東アフリカ由来の品種で、コロンビアでは珍しい取り組みとして注目されています。
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